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正直に言うと、僕はかなり長い間「リピート率」を感覚で捉えていました。
ブログのアクセス解析を毎日眺めながら、「新規ユーザーが増えた」「リピーターが少ない気がする」と漠然と思うだけ。計算式で数値として把握したことは、ほとんどなかったんです。
それでも400,000PVや40,000PVなど、訪問数の多いブログを運営できていたので、「まあいいか」と後回しにしていました。
でも、あるとき気づいたんです。数字を把握していないまま「改善しよう」としても、どこをどう変えるべきか判断できない。感覚で動いているかぎり、同じところをぐるぐるしているだけだ——と。
この記事では、リピート率の計算方法をブログ・ECサイト別にまとめています。難しい話はしません。計算式と、それを使って実際に何を改善するかを、失敗談も含めて書きました。
「なんとなくリピーターが少ない気がする」から、「数字で把握して対策できる」状態に変わりたい方に読んでもらえると嬉しいです。
リピート率とは?リピーター率と何が違うのか
「リピート率」と「リピーター率」、この2つは似ているようで、実は計算式も意味も違います。
最初に整理しておくと、こんな関係です。
リピート率 →ある期間中の注文(または訪問)のうち、2回目以降のものが何%を占めるか
リピーター率 →ある期間中に購入(または訪問)したユーザーのうち、2回以上来たユーザーが何人いるか
わかりやすく言うと、リピート率は「注文・訪問の中身」を見る指標で、リピーター率は「人数」を見る指標です。
ECサイトならどちらも重要ですが、ブログの場合は「セッション数の中でリピートがどれくらいか」をGoogleアナリティクスで確認するケースが多いため、ほぼ同義で扱われることも多いです。
「どっちを追えばいいんですか?」とよく聞かれるんですが、僕の答えはシンプルで——まず計算できる状態にすることです。どちらが正しいかより、自分のサイトで継続的に追える指標を一つ決める、というのが現実的なスタートラインだと思っています。
リピート率の計算方法と計算式【これだけ覚えればOK】
計算式は、こうです。
リピート率(%)= リピート購入件数(2回目以降の注文数)÷ 総注文数 × 100
例えば、ある月の総注文数が200件、そのうちリピート注文が60件であれば——
60 ÷ 200 × 100 = 30%
リピート率は30%、ということになります。
ここで注意したいのが「何をリピートと定義するか」です。
ECサイトの場合、「同一ユーザーの2回目以降の注文」が基本ですが、期間の設定(1ヶ月・3ヶ月・半年)によって数値がまったく変わります。
同じ計算式を使っても、期間の定義が違えば比較に意味がなくなる。僕がやっていた失敗の一つが、「なんとなく1ヶ月で計算した数字を、前月比と比べていた」ことです。計測期間を揃えないと、良くなっているのか悪くなっているのかすらわかりません。
ブログの場合は、Googleアナリティクス4の「新規ユーザーとリピーターの比率」から確認できます。GA4では「ユーザー属性」→「ユーザーのタイプ」で閲覧可能です。
計算式はシンプルですが、「何を・どの期間で・何と比較するか」を揃えて初めて使える数字になります。
ECサイトでリピート率を計測するときの落とし穴
ECサイトでリピート率を改善しようとするとき、計算以上に「どのデータを使うか」が重要になります。
よくある落とし穴が3つあります。
① 同一人物の別アカウントを別ユーザーとしてカウントしてしまう
メールアドレスが異なると、システム上は別顧客として扱われます。実際には同じ人がリピートしていても、データ上は「新規」として計上されるケースがあります。ログイン状態での購入履歴と、ゲスト購入を分けて管理できているかを確認しましょう。
② 返品・キャンセルをリピートとしてカウントしている
注文ベースで計算すると、キャンセルされた注文も分子に入ってしまう場合があります。正確に測るには「確定した注文のみ」でカウントするルールが必要です。
③ リピート率を上げることが目的化してしまう
これが一番やりがちで、一番危ないです。リピート率は「結果の指標」であって「改善の手段」ではありません。率を上げるために無理なクーポン連発をすると、利益率が下がるだけです。
率を計測する目的は「どの顧客層が戻ってきているか、来ていないか」を把握することにあります。数字は手段、という意識を持っておくといいと思います。
ブログのリピーター獲得戦略【SNS・メルマガ・内部リンク】
ブログ運営においてリピーターを増やすことは、ECサイトとは少し違う戦略になります。
ECサイトは「購買体験の満足度」が再訪に直結しますが、ブログは「この人の話を読みたい」という感情が再訪を生む。つまり、商品ではなく書き手への信頼が核になります。
僕が実際に効果を感じたのは、主に3つです。
① SNSでの継続発信
記事を書くだけでなく、Xで「こういう失敗をした」「今こんなことを試している」という過程を発信し続けると、記事ではなく「人」をフォローしてもらえるようになります。フォロワーがブログに戻ってくる動線を作るということです。
② メールマガジン(または LINE 公式)
記事の更新通知やワンポイント情報を届ける仕組みを持つと、自分から読者に「戻ってきてもらう」アクションができます。プラットフォームの変動に左右されないのも強みです。
③ 内部リンクの設計
これは地味ですが、かなり重要だと思っています。「次に読みたくなる記事」への導線を記事内に自然に組み込むことで、1回の訪問で複数ページを読んでもらいやすくなります。
「内部リンクの設計について、別記事でもまとめています」→内部リンクを3ヶ月放置していた僕が、検索順位を上げた設計のコツ
ただ、正直に言うと——これらのテクニックをすべて正しくやっても、「戻ってきたいブログになっているかどうか」という根本が整っていないと、効果は薄いです。この話は後で少し触れます。
リピート率を上げる前に考えるべきこと(失敗談)
「リピーターが増えない」という悩みを持っていた時期、僕は施策ばかりを積み重ねていました。メルマガを始めた、内部リンクを増やした、SNSの更新頻度を上げた——それでも、思ったほど改善しなかった。
後から気づいたんですが、問題は施策の数じゃなかったんです。
「この人の記事じゃなくても、同じことが検索すれば出てくる」という状態のまま、集客の穴を塞ごうとしていた。穴が空いたバケツに水を注ぎ続けているような感じでした。
リピーターが増えるブログというのは、突き詰めると「あなたから読みたい」と思ってもらえるかどうかに尽きます。
やり方は正しい。でも、なぜうまくいく人とそうでない人がいるのか——この問いに向き合って出した答えを、noteにまとめています。「やり方ではなく、考え方が問題だった」という話です。
→ AI副業を始めた人の9割が稼げない、たった一つの構造的な理由
「そもそもアフィリエイトで稼ぐ仕組みが気になる方はこちら」→アフィリエイトとは?|簡単に・定義・仕組み・広告・メリット・デメリット・種類・例まで
FAQ(よくある質問)
Q1. リピート率は何%くらいを目指せばいいですか?
業種や規模によって大きく異なるため、「この数字が正解」とは言えません。大切なのは、自分のサイトの数値を定点で計測して、過去の自分と比較し続けることです。他サイトの数字との比較より、自分の推移を追うほうが意味があります。
Q2. Googleアナリティクスでリピーターはどこで確認できますか?
GA4の場合、「レポート」→「ユーザー属性」→「ユーザーのタイプ」から確認できます。「新規ユーザー」と「リピーター」に分かれて表示されます。ただしGA4は定義が変わっていることもあるため、計測設定を確認してから参照することをおすすめします。
Q3. リピーターを増やすために、まず何から始めればいいですか?
まず「今の自分のリピート率・リピーター数を数字で把握すること」からです。感覚ではなく数字を持って初めて、どの施策を優先すべきかが見えてきます。計測なしに施策を増やすのは、方角を確認せずに走り出すようなものです。
Q4. ECサイトのリピート率とブログのリピーター率は同じ考え方で大丈夫ですか?
基本的な「戻ってきてもらう」という目的は同じですが、計測方法と改善策は異なります。ECサイトは購買データがベースで、ブログはセッション・ユーザーデータがベースです。この記事ではそれぞれ分けて解説していますので、該当する箇所を参照してください。
Q5. リピーターが全然増えないのは、記事の数が足りないからですか?
記事数よりも「戻ってきたいと思える理由があるか」のほうが影響は大きいです。100記事あってもリピーターが増えないサイトはあります。一方で20記事でも、ファンができているブログはあります。量より「この人の記事だから読む」という感情を作れているかどうかが分岐点です。
まとめ
リピート率の計算方法は、シンプルです。
「リピート購入数 ÷ 総注文数 × 100」——それだけです。
ただし、計算式を知ることよりも「何を・どの期間で・何と比較するか」を揃えることのほうが、実は何倍も重要です。僕自身、計算式を知った後もしばらくは感覚で動いていて、それが遠回りの原因になっていました。
この記事でお伝えしたこと
- リピート率とリピーター率の違い
- 計算式と正確に使うための前提条件
- ECサイトでのよくある落とし穴3つ
- ブログのリピーター獲得で実際に効果があった施策
- 施策の前に整えるべき「根本」の話
テクニックは大事。でも、テクニックだけでは長続きしません。
「なぜ同じことをやっても、成果が出る人と出ない人がいるのか」——この問いが気になっている方は、noteで書いている戦略の話が参考になるかもしれません。
