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副業解禁時代の今、WordPressでブログを始める方が急増しています。しかし、個人ブログでも必要なプライバシーポリシーの作成に戸惑う方も多いのではないでしょうか。
実は、企業が個人情報を取得するときは、個人情報の利用目的を公表するか、または、本人に伝えることが義務付けられています(個人情報保護法第21条1項)。つまり、個人ブログであっても個人情報を扱う以上、プライバシーポリシーは必須なのです。
この記事では、WordPressでプライバシーポリシーを作成する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。ゆっくり・じっくり・着実に進めていきましょう。
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プライバシーポリシーとは何か?なぜ必要なの?
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱い方針を明文化した文書のことです。個人情報保護法上企業に課せられている義務を果たすために重要なものであり、個人ブログであっても作成が必要になります。
なぜ個人ブログでも必要なの?
あなたのブログでも、実は様々な形で個人情報を収集している可能性があります。
個人情報を収集する主なケース:
- お問い合わせフォーム(名前・メールアドレス)
- コメント機能(名前・メールアドレス・IPアドレス)
- Googleアナリティクス(Cookie・IPアドレス)
- Google AdSense(広告配信情報)
- アフィリエイトリンク(行動データ)
WordPressではコメントスパム対策として、IPアドレスを自動収集する仕組みになっています。つまり、コメント機能を有効にしているだけで個人情報を扱っていることになるのです。
WordPressでプライバシーポリシーを作成する3つの方法
WordPressでプライバシーポリシーを作成する方法は大きく3つあります。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
方法1:WordPressの標準機能を使う(初心者におすすめ)
WordPressには、プライバシーポリシーの雛形が用意されているため、簡単に設定できます。
メリット:
- 簡単で手軽
- 基本的な内容は網羅されている
- WordPressが自動で雛形を生成
デメリット:
- カスタマイズが限定的
- 日本の法律に完全対応していない場合がある
方法2:固定ページで独自作成(カスタマイズ重視)
メリット:
- 完全にカスタマイズ可能
- デザインの自由度が高い
- 他のテンプレートを流用可能
デメリット:
- 時間がかかる
- 法的な知識が必要
方法3:専門家への依頼(企業レベル)
メリット:
- 法的に確実
- 事業内容に完全対応
デメリット:
- 費用が高額
- 個人ブログには過剰
【初心者向け】WordPressの標準機能でプライバシーポリシーを作る手順
最も簡単で確実な方法として、WordPressの標準機能を使った作成手順を詳しく解説します。
ステップ1:プライバシー設定画面にアクセス
- WordPress管理画面にログイン
- 左メニューから「設定」→「プライバシー」をクリック
- 「新規プライバシーポリシーページを作成する」で「生成」をクリック
ステップ2:基本情報の入力
プライバシーポリシー作成画面で以下の内容を編集します:
必須項目:
- サイト名の変更
- 運営者情報の記載
- お問い合わせ先の追加
ステップ3:利用サービスに応じた追記
あなたのブログで使用しているサービスに応じて内容を追加しましょう:
Googleアナリティクスを使用している場合:
当サイトでは、サイトの分析と改善のためにGoogleが提供している「Google アナリティクス」を利用しています。このサービスは、トラフィックデータの収集のためにCookie(クッキー)を使用しています。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
Google AdSenseを使用している場合:
当サイトでは、広告配信サービスとしてGoogle AdSenseを利用しています。Google AdSenseは、訪問者の興味に応じた広告を表示するためにCookieを使用することがあります。
Amazonアソシエイトを使用している場合: Amazonのアソシエイトとして、(サイト名)は適格販売により収入を得ていますという文言の記載が必要です。
ステップ4:プレビューで確認
内容を入力したら、必ずプレビューで表示を確認しましょう。
ステップ5:公開とメニューへの追加
作成したプライバシーポリシーをWordPressのWebサイトに表示させるには、メニューに追加する必要があります。
- 「公開」ボタンをクリック
- 「外観」→「メニュー」から該当メニューを選択
- 「固定ページ」からプライバシーポリシーを追加
- フッターまたはヘッダーメニューに配置
固定ページで独自プライバシーポリシーを作成する方法
より詳細なプライバシーポリシーを作成したい場合は、固定ページで独自に作成しましょう。
ステップ1:新規固定ページの作成
- 「固定ページ」→「新規追加」をクリック
- タイトルは「プライバシーポリシー」と記載したほうがユーザーもわかりやすいでしょう
ステップ2:必須記載項目の確認
プライバシーポリシーに記載すべき項目は以下の通りです:
法的義務に関する事項:
- 取得する個人情報の利用目的
- 保有個人データに関する事項
- 開示等の請求に応じる手続
- 問い合わせ及び苦情の受付窓口
- 第三者提供に関する事項(該当する場合)
推奨記載事項:
- 個人情報保護への取り組み宣言
- 安全管理措置
- プライバシーポリシーの改訂方法
ステップ3:具体的な記載内容
1. 個人情報の定義
本プライバシーポリシーにおいて「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいいます。
2. 個人情報の取得方法
- お問い合わせフォーム
- コメント機能
- Cookie・ログファイル
- その他の方法
3. 個人情報の利用目的
- お問い合わせへの回答
- サイト運営の改善
- マーケティング活動(該当する場合)
アフィリエイトブログに特化した注意点
副業でアフィリエイトブログを運営する場合、特に注意すべきポイントがあります。
ASP別の記載要件
Amazonアソシエイト: Amazonアソシエイト・プログラム運営規約の「10.乙がアソシエイトであることの表示」の項目に記載があります。指定の文言を必ず記載しましょう。
Google AdSense: 広告配信についての詳細な説明が必要です。Cookie使用の説明も忘れずに。
その他のASP: 各ASPの規約を確認し、必要に応じて記載を追加しましょう。
免責事項の重要性
アフィリエイトブログでは、プライバシーポリシーと併せて免責事項の記載も重要です。
免責事項の例:
当サイトで紹介している商品・サービスの効果や結果について、一切の責任を負いかねます。また、当サイトから移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
プライバシーポリシー作成時の注意点とコツ
定期的な見直しが必要
定期的な見直しが必要になる理由は、個人情報保護法が改正されることにより、プライバシーポリシーの変更が必要になる場合があるためです。
見直しのタイミング:
- 新しいサービスの導入時
- 法律改正時
- 年に1回の定期見直し
ユーザビリティへの配慮
設置場所のポイント:
- どのページを閲覧していてもすぐにアクセスできることが大切です
- フッターメニューへの設置が一般的
- お問い合わせフォーム周辺にもリンクを配置
文章のわかりやすさ:
- 専門用語を避ける
- 箇条書きを活用
- 目次をつけて読みやすく
よくある間違いと対策
1. コピペによる不適切な内容 他サイトからのコピペではなく、自サイトの実情に合わせた内容にしましょう。
2. 更新日の記載忘れ 制定日・改訂日は必ず記載し、更新時は日付も更新しましょう。
3. 連絡先の記載不備 ブログ運営者は、個人情報に関する苦情の申し出先を公開することが法律で定められているためです。
まとめ:ゆっくり確実にプライバシーポリシーを整備しよう
WordPressでプライバシーポリシーを作成することは、一見複雑に思えるかもしれません。しかし、今回ご紹介した手順に沿って進めれば、初心者の方でも確実に作成できます。
この記事のポイント:
✅ 個人ブログでもプライバシーポリシーは必須
- お問い合わせフォームやアナリティクスを使用している限り個人情報を扱っている
✅ WordPressの標準機能で簡単作成
- 初心者は標準機能から始めることを推奨
- 慣れてきたら固定ページでカスタマイズ
✅ 利用サービスに応じた記載が重要
- アナリティクス、AdSense、アフィリエイトそれぞれで必要な記載がある
✅ 定期的な見直しとメンテナンス
- 法改正や新サービス導入時は必ず見直し
副業解禁の時代、WordPressブログは収益の基盤となる重要なツールです。プライバシーポリシーをしっかり整備することで、読者との信頼関係を築き、長期的に安定したブログ運営ができるでしょう。
隙間時間を活用して、ゆっくり・じっくり・着実にプライバシーポリシーを作成していきましょう。小さな一歩が、将来の大きな成果につながります。