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はじめに:最初のサーバー選びで、僕は盛大にやらかした
正直、最初のサーバー選びは「とにかく安ければいい」としか考えていませんでした。
当時の僕は、月額料金を数百円でも抑えることに必死で、スペックや表示速度なんて後回し。「どうせ最初は誰も見ないし、安いのでいい」という発想でした。
ですが当然、これには落とし穴が存在します。例えば説明ページを作るとなるとかなりの量、画像の挿入が必要になったりもします。そして重くなる。だから画像一枚一枚が軽くなる努力をする。結果…。
Google PageSpeed Insightsのパフォーマンス評価49以下…。画像、軽くしてもなお?
ブログを始めてページ数が300を超えてもなお、まったく検索結果上位に表示されない日々が続きました。
記事の本数だけ増えていくのに、閲覧数はゼロに近い。あの時期の焦りと無力感、今でも覚えています。
サーバーをGoogleに評価されやすいものへ変えてから、少しずつ検索結果に顔を出せるようになったのは事実です。もちろんサーバーだけが原因ではなかったけれど、「あのとき最初から正しく選んでいれば」という後悔は残りました。
これから10年以上・400,000PVブログの運営経験をもとに、サーバー選びの本質をまとめます。「どれにすればいいのか」の答えより先に、なぜそれを選ぶのかという構造を整理したい。そのほうが、あなた自身が自分に合ったサーバーを判断できるようになるからです。
この記事を読み終わるころには、スペック表を見なくても「自分にはこれが合っている」と判断できるようになっているはず。
そもそもレンタルサーバーって何? ― 家を建てる前に「土地」が必要な理由
ブログやWebサイトを公開するには、2つのものが必要です。
- ドメイン(住所)
- レンタルサーバー(土地)
ドメインは「affihaji.com」のような文字列。レンタルサーバーは、記事データや画像を置いておくための場所です。
スマホのアプリで例えると、アプリのアイコンがドメイン、アプリのデータが入っているサーバーがレンタルサーバーに当たります。
よくある誤解が「無料ブログでいいじゃないか」というものです。
無料ブログ(はてなブログ、アメブロなど)は確かにコストゼロで始められますが、土地を「借りている」ではなく「間借りしている」状態に近い。サービスが終了したり、規約が変わったりすると、積み上げた資産が一瞬で消える可能性があります。
副業としてブログを継続的に育てるなら、自分でサーバーを持つ(レンタルサーバー+WordPress)の一択です。ここは少しコストがかかっても、長い目で見れば正解だと思っています。
なぜか? 無料ブログ(はてなブログ、アメブロなど)は自分の資産にはならないので原則売却できませんが、自分でサーバーを持つ(レンタルサーバー+WordPress)場合には自分の資産として売却も可能だからです。今まで10以上のブログを売却してきました。
「まだ自分のサーバーを持てていない」「無料ブログで頑張っている」方も、それはそれで一つの判断。ただ、本気で収益化を目指すなら、このタイミングで切り替えを検討してみてほしいです。
サーバーの「種類」は4つ ― 副業ブログ向けはほぼ一択
レンタルサーバーには、大きく分けて4つの種類があります。
① 共用サーバー(副業ブログの主戦場)
複数のユーザーが同じサーバーを分け合って使う形式。月額数百〜千数百円程度で使え、初心者から中〜上級者まで最も広く使われています。
エックスサーバー、ConoHa WING、ロリポップ!などが代表例。副業ブログならまずここから選べばOKです。
② 専用サーバー
サーバーを1台まるごと借りる形式。コストは月額数万円〜と高額になり、大規模サイトや企業向け。個人ブログでは基本的に不要です。
③ VPS(仮想専用サーバー)
共用と専用の中間。サーバーの設定を自分でできる分、技術的な知識が必要です。エンジニア系の副業をしているなら面白い選択肢ですが、ブログ初心者にはハードルが高い。
④ クラウドサーバー
AWSやGoogle Cloudのような、使った分だけ料金が発生する形式。アクセスが急増してもサーバーを増強できるメリットがありますが、個人ブログレベルでは過剰スペックです。
副業ブログなら、①の共用サーバー一択といっていいでしょう。問題は「どの共用サーバーを選ぶか」です。
選び方の5つの軸 ― スペックより「運営体験」で選ぶ
競合の記事を読むと、たいていは「表示速度」「容量」「料金」だけを軸にしています。でも正直、これだけでは「結局どれでもいいのでは?」という気持ちになりませんか?
大事なのは、自分がどういう体験をしたいかの方向から選ぶことだと思っています。
軸① 表示速度(Googleの評価に直結する)
ページが1秒遅くなるだけで、読者の離脱率が大きく上がると言われています。ブログは記事を読んでもらって初めて価値が生まれる。表示速度が遅いサーバーは、書いた記事が評価されにくくなる構造的な問題をはらんでいます。
格安サーバーを選んでいたとき、僕のブログが検索結果に表示されなかった一因は、表示速度の問題だったと今は考えています。
目安として、月額1,000円前後以上のサービスを選んでおけば、表示速度で大きく外すことはまずないです。
軸② WordPress対応・操作のしやすさ
副業ブログでWordPressを使うなら、「WordPressの簡単インストール」「管理画面のわかりやすさ」は選ぶ前に必ず確認を。最初のつまずきポイントとして多いのが、ここです。
ここで失敗すると「サーバーって難しい…」と諦めてしまいやすい。
軸③ 料金の総額(初期費用+月額の合算で考える)
月額料金だけ見て「安い!」と飛びつくのが最初の落とし穴でした。実際は、初期費用・ドメイン代・年払い or 月払いの違いで、総額が大きく変わります。
特に「最初の数ヶ月無料」「半額キャンペーン」系は、通常価格に戻ったときの金額を必ず確認してください。
軸④ サポート体制
初心者のうちは、必ずどこかで詰まります。メール対応だけなのか、チャットや電話が使えるかも地味に重要です。夜中に作業していてサーバーの設定でつまずいたとき、翌日返信を待つのはけっこうキツい。
軸⑤ 実績・利用者数
マイナーなサービスは、突然サービス終了するリスクがゼロではありません。「利用者数が多い=長期運営の見込みがある」という選び方は地味に合理的です。
あふぃはじで長年おすすめしているサービスには、この実績軸が共通しています。
主要サーバー 比較表(2026年版)
代表的な共用サーバーを、副業ブログ目線でまとめました。
| サービス名 | 月額目安 | 表示速度 | WordPress | サポート | こんな人向け |
| エックスサーバー | 1,100円〜 | ◎ 国内最速級 | ○ 簡単 | ○ 電話・チャット | 信頼性重視・長く続けたい |
| ConoHa WING | 941円〜 | ◎ 最速水準 | ○ 簡単 | ○ チャット | コスパ重視・WordPressをすぐ始めたい |
| ロリポップ! | 220円〜 | △ プランによる | ○ 簡単 | △ メール中心 | とにかくコスト優先・試してみたい |
| mixhost | 1,100円〜 | ○ | ○ 簡単 | △ チャット | ビジネス用途も視野に入れている |
| シンレンタルサーバー | 1,386円〜 | ◎ 国内最速級 | ○ 簡単 | ○ 電話・チャット | 信頼性重視・長く続けたい |
料金は2026年6月時点の目安です。キャンペーン価格は変動するため、各公式サイトで最新情報をご確認ください。
「安さ」だけで選んでいいのか? ― 落とし穴と判断基準
ここが一番正直に書きたいところです。
格安サーバーが悪いわけではありません。ただ、「費用を抑えたい気持ち」と「ブログを育てたい目標」がぶつかるポイントが、サーバー選びには存在します。
格安サーバーが向いている場面
- 「まずやってみる」ためのお試し段階
- 収益化より情報発信が目的のブログ
- アクセスが集まるまでの一時的な選択肢として
格安では厳しくなる場面
- 月間1万PV以上を目指して本格的に運営したい
- アフィリエイト収益を得ることが目標
- 記事の評価(Googleからの評価)を早期に高めたい
「今は格安でいい」という判断も、立派な一つの正解です。ただ、本気で副業として育てるつもりなら、最初から月額1,000円前後のサーバーを選んでおく方が、長期的には合理的だと僕は思っています。
あとから乗り換えると、URLが変わったり設定し直したりと手間が増えます。最初の選択が、じわじわと後から効いてくるんです。
「今すぐ乗り換えるべき!」とは言いません。今の環境で続けることにも価値はあります。ただ、もし「なんか結果が出ない」と感じているなら、サーバーを見直すのは一つの検討事項かもしれません。
こんな人はこれを選べ ― 読者タイプ別おすすめの選び方
「とにかくまず始めたい」初心者の方
迷ったらエックスサーバーかConoHa WINGを選べば、まず後悔はないと思います。国内シェアと実績が圧倒的で、WordPressとの連携もスムーズです。
「どっちがいいの?」と聞かれたら、キャンペーン価格のタイミングで安い方を選ぶので問題ないです。
「コストをなるべく抑えたい」方
ロリポップ!のスタンダードプランなら月額220円〜という圧倒的な安さ。ただ表示速度は上位プランに比べると劣ることがあるので、ある程度アクセスが増えてきたら見直す前提で選ぶといいかもしれません。
「WordPressテーマも一緒に整えたい」方
サーバーを決めたら、次に迷うのがWordPressのテーマです。あふぃはじでは複数のテーマを実際に使い、詳しくまとめた記事があります。サーバーと合わせて参考にしてみてください。
→ WordPressテーマの選び方はこちら:
「SEOに強いサーバーで始めたい」方(WordPressダウンロード方法と合わせて)
サーバー選びと並行して、WordPressのインストール方法を確認しておくと、スムーズに進められます。以下の記事でまとめています。
→ 格安レンタルサーバーへのWordPressインストール方法:
よくある質問
Q. ドメインとサーバーは同じ会社で取る方がいいですか?
必ずしも同じ会社でなくても大丈夫です。ただ、初心者のうちは同じ会社でまとめた方が、設定の連携がシンプルになるのでつまずきにくいです。エックスサーバーもConoHa WINGも、ドメインとセットで取れるプランがあります。
Q. 無料サーバーじゃダメなんですか?
試してみることには向いていますが、副業として育てるには不向きです。広告が強制表示されたり、独自ドメインが使えなかったり、サービス終了リスクがあったりします。本気でやるなら有料サーバー+WordPressの組み合わせが王道です。
Q. 途中でサーバーを乗り換えることはできますか?
できます。ただ、URLが変わるとそれまでの記事評価がリセットに近い状態になるリスクがあります。最初の選択が後を大きく左右するので、スタート時点で慎重に選んでおく方が安心です。
Q. サーバーを決めたら次に何をすればいいですか?
サーバー契約 → ドメイン取得 → WordPressインストール → テーマ設定、という流れです。それぞれのステップで悩みやすいポイントがあるので、あふぃはじの関連記事も合わせて参考にしてみてください。
Q. WordPressテーマはサーバー選びと関係ありますか?
直接的な影響はありませんが、テーマによってサイトの表示速度や使いやすさが大きく変わります。サーバーで表示速度を確保したあと、テーマ選びでさらに最適化できます。
まとめ ― サーバー選びより大事なこと
ここまで読んでいただいたので、正直なところを一つ。
サーバーを正しく選ぶことは大事です。でも、それよりもずっと大事なのは、選んだあとに記事を書き続けられるかだと思っています。
完璧なサーバーを選んでも、記事を書かなければ何も起きません。逆に、少し妥協したサーバーでも、記事を積み上げた人の方が圧倒的に結果を出しています。
この記事のポイントをまとめると
- 副業ブログには「共用サーバー」一択。専用・VPS・クラウドは不要
- 選ぶ軸は「表示速度・操作性・料金の総額・サポート・実績」の5つ
- 格安サーバーは「試す段階」には向くが、本格運営では見直しの余地あり
- 迷ったらエックスサーバーかConoHa WINGで、まずスタートする
- サーバーを決めたら、次はWordPressテーマ選びへ
「向いている人/向いていない人」で言えば、まず動きたい人にはエックスサーバーかConoHa WINGを迷わずすすめます。コスト最優先の方はロリポップ!から試すのも一つの選択です。どちらも間違いではない。
あなたが今どの立ち位置にいても、ここから一歩進めれば十分です。焦らずいきましょう。
次のステップとして、WordPressテーマの選び方も合わせて読んでみてください。
→ 【あふぃはじ】おすすめWordPressテーマまとめ:
【内部リンク設置メモ(編集用)】
① 「H2-6:WordPressテーマも一緒に整えたい方」→ https://affihaji.com/recommended-wordpress-themes/ (回遊ハブ:優先度高)
② 「H2-6:SEOに強いサーバーで始めたい方」→ https://affihaji.com/thin-rental-server-wordpress-download/ (アフィリあり:優先度高)
③ 「まとめ」→ https://affihaji.com/recommended-wordpress-themes/ (次のステップとして誘導)
④ 「H2-4 比較表」付近 → https://affihaji.com/how-to-buy-swell-cheaply/ を、テーマ検討の文脈で追記可(アフィリあり)