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正直に言うと、僕が最初に選んだWordPressテーマはLightningでした。
「無料で、日本語対応で、シンプルで格好いい」——それがLightningです。3ヶ月、使い続けて気が付く。
アフィリエイトリンクを貼っても、なんか記事がブログっぽくならない。目次も出ない。吹き出しもない。「あれ、これって企業のホームページを作るテーマだったのか……」と。
カッコいいし…信頼度高いサイトに見えるんだけどな…。
Cocoonのほうが良かったのか、Lightningのままでよかったのか——そのあたりを当時ちゃんと理解していたら、最初の3ヶ月の遠回りはなかったかもしれません。
この記事では、CocoonとLightningを「どっちがいいか」ではなく、「何のために使うか」という切り口で比較します。ブログ運営10年以上、40万PVブログの経験をベースに、正直なところを書いていきます。「どちらも正解になり得る」という前提で読んでもらえると、より参考になると思います。
CocoonとLightningって、そもそも何が違うの?
まず大前提から整理しておきます。
CocoonとLightningは、どちらも無料で使える国産WordPressテーマです。でも、作られた目的がまったく違います。ここを理解しないで選ぶと、僕みたいに後から「あれ、ちょっと違った」となりやすい。
Cocoonは、個人ブロガーやアフィリエイターのために作られたテーマです。開発者はわいひらさんという日本人の個人開発者で、ブログ運営に必要な機能——目次の自動生成、吹き出し、広告管理、SEO設定——がほぼ全部最初から入っています。有料テーマと比べても遜色ないと言われるほど。インストール数は圧倒的で、ブログ系テーマのなかでは国内最大級と言っていい規模感です。
Lightningは、ビジネスサイトや企業ホームページ向けに作られたテーマです。開発しているのは日本のWeb制作会社「Vektor,Inc.」。シンプルで信頼感のあるレイアウトが特徴で、最短5分でビジネスサイトが作れるクイックスタート機能もあります。有効インストール数は9万件以上。こちらも人気テーマですが、ターゲットが個人ブロガーではなく企業・店舗向けです。
つまり、「どっちがいいか」を議論する前に、自分が作りたいのはブログなのか、ビジネスサイトなのか——それを決めることが先です。
あなたは、どちらを作りたいですか?
機能・使い勝手を正直に比べてみる
ここは数字と機能で比べてみます。ただ、スペック表だけ見ても「で、どっちがいいの?」ってなりますよね。なので使い勝手の感想も混ぜながら書きます。
| 項目 | Cocoon | Lightning |
|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 無料(有料版あり) |
| 主な用途 | ブログ・アフィリエイト | ビジネスサイト・コーポレート |
| 目次の自動生成 | あり(標準搭載) | なし(プラグイン必要) |
| 吹き出し機能 | あり | なし |
| 広告管理機能 | あり | なし |
| スキン(デザイン変更) | 100種以上 | 少なめ |
| SEO設定 | 充実 | 基本的な設定のみ |
| カスタマイズ性 | 高い(設定項目多数) | シンプル(すっきり操作) |
| ブロックエディタ対応 | あり | あり |
| 開発者 | 個人(わいひら氏) | 企業(Vektor,Inc.) |
正直なところ、ブログ運営という観点だと、Cocoonのほうが機能面ではかなり充実しています。「プラグインをできるだけ減らしてサイトを軽くしたい」という人にも、Cocoonは向いています。広告管理や目次、吹き出しが最初から入っているので、追加プラグインがいらない場面が多い。
一方でLightningは、シンプルさが武器です。設定項目が少ないぶん迷わない。ビジネスサイトっぽいすっきりしたデザインが好きな人、お店のWebサイトや会社の紹介ページを作りたい人には合っています。
「どちらが優れているか」じゃなくて「何に使うか」で決まる——これがこの比較の本質だと思っています。
「ブログで稼ぎたい人」にはどっちが向いているか
少し踏み込んだ話をします。
アフィリエイトで収益を出したいなら、Cocoonのほうが向いています。理由はシンプルで、記事を読みやすくするための機能が最初から揃っているからです。
吹き出しでキャラクターが話しているような演出ができる。目次があれば読者は読みたい場所に飛べる。広告管理機能でアドセンスの設置も楽になる。こういった細かい機能が積み重なると、読者の離脱率が変わってきます。
それに、Cocoonはアフィリエイターやブロガーを使っているユーザーが多い分、情報量が圧倒的です。「Cocoon やり方」で検索すれば、たいていのことは解決できる記事が見つかります。初心者にとってこのコミュニティの厚みは、意外と大事です。
ただ、一つ正直に言っておくと——CocoonはCocoonのまま使い続けることに限界もあります。
あふぃはじでも書いてきましたが、ブログが成長してきたとき「もっとデザインを変えたい」「もっと高速化したい」という場面が来ます。そのとき、無料テーマの限界にぶつかることがある。
僕自身、10年以上ブログをやってきて「最初は無料テーマで始めて正解だった」と思う一方で、「もう少し早く有料テーマに移っていたら、もう少し早く成果が出たかもしれない」という感覚もあります。どちらが正解かは、今の状況と目標次第です。
いずれ有料テーマへの移行を視野に入れているなら、XwriteやSTORK19といった有料テーマも参考に見てみてください。最初から有料テーマを選ぶという判断も、全然アリだと思っています。
無料テーマを使い続けることのリスクと、僕の考え
これは少し賛否が分かれるかもしれない話なので、僕の個人的な考えとして読んでください。
無料テーマの最大のリスクは「開発が止まるかもしれない」という点です。
Cocoonは現在も活発に更新されていて、安心感があります。でも、個人開発である以上、将来的な保証はありません。Lightningは企業開発なのでその点は安定していますが、一方で有料版(Lightning Pro)へのアップグレードを前提とした設計になっている部分もある。
「無料テーマで十分じゃないか」という声もよくわかります。ブログを始めたばかりの段階では、テーマに課金するより記事を書くことに集中すべきというのは正論です。
ただ、ある程度記事が増えてきて「もっと本格的にやりたい」と思ったとき、テーマ変更のコストは意外と大きい。デザインが崩れるリスク、記事のレイアウト修正、慣れ直しの時間——これが意外と手間です。
だから僕が今、もし改めてブログを始めるとしたら——最初からCocoonで始めて、収益が出てきたら有料テーマに移る、という順番を選ぶと思います。Lightningは「企業のサイトを作りたい」という明確な目的がある人向けで、アフィリエイトブログを始める人の選択肢としては、最初からCocoonで良いと感じています。
有料テーマを検討するなら、あふぃはじのWordPressテーマまとめ記事も参考にしてみてください。
FAQ|よくある疑問に正直に答えます
Q. CocoonとLightning、初心者にはどちらが使いやすいですか?
A. ブログを作りたい初心者なら、Cocoonのほうが取り組みやすいと思います。情報量が多く、困ったときに検索で解決しやすい。Lightningは操作がシンプルな反面、ブログ向けの機能が少ないので、アフィリエイトを目指す人にはやや物足りない場面が出てきます。
Q. CocoonからLightningに後から変えることはできますか?
A. 技術的には可能ですが、テーマを変えるとデザインやレイアウトが大きく変わります。記事数が多くなってからの変更は修正作業が増えるので、最初に方向性を決めてから選ぶのがおすすめです。
Q. Lightningは本当に無料で使えますか?有料版との違いは何ですか?
A. 無料版のLightningは本当に無料で使えます。ただ、有料版(Lightning Pro)を使うとデザインの幅が広がり、より本格的なビジネスサイトが作れます。無料版でも基本的な機能は揃っているので、まず無料から試す形で問題ありません。
Q. アフィリエイトで稼ぐなら、有料テーマのほうが有利ですか?
A. テーマだけで収益が決まるわけではありません。ただ、有料テーマは表示速度やデザインの自由度が高く、長期的に見ると効果が出やすい面があります。最初はCocoonで始めて、本格化するタイミングで移行するという流れが、無駄なコストをかけずに済む方法の一つだと思っています。
Q. CocoonとLightningを比べると、SEOはどちらが有利ですか?
A. Cocoonのほうがブログ向けのSEO設定が充実しています。メタディスクリプション、パンくずリスト、構造化データなどが標準搭載されており、設定画面もわかりやすい。Lightningも基本的な対応はされていますが、ブログ用途でのSEO機能はCocoonに一歩譲る印象です。
まとめ|どちらを選ぶかより、何のために使うかを考えよう
CocoonとLightningを比べてきましたが、結論を出すとこんな感じです。
- 個人ブログ・アフィリエイトを始めるなら → Cocoon
- 企業サイト・店舗のWebページを作るなら → Lightning
- どちらも「無料で使える優れた国産テーマ」だが、用途がまったく違う
- ブログで収益化を目指すなら、将来的な有料テーマへの移行も視野に
- まずはCocoonで始めて、成長に合わせてテーマを見直すのが現実的
「どちらが正解か」という問いに、絶対の答えはありません。あなたが何を作りたいのか、どんな読者に届けたいのか——それによって答えが変わります。
ひとつだけ言えるのは、「なんとなく格好よかったから」「有名だったから」という理由だけで選ぶと、後から微妙にズレを感じやすいということです。僕がLightningで3ヶ月遠回りしたのは、まさにそれでした。
今日まず一つだけ試してみるとしたら——Cocoonをインストールして、スキンを変えながら「自分のブログっぽくなりそうか」を確認してみるのがおすすめです。
有料テーマを検討したい人は、XwriteやSTORK SEの記事もぜひ読んでみてください。あふぃはじで実際に使ったり調べたりしたテーマをまとめています。